いわき市四倉町にお住まいの片寄邸のリフォーム工事の模様です。東日本大震災による影響で浴室のタイルにヒビが発生し施主様自ら補修。京壁仕様の居室の壁はその折に発注した業者によって修復してはありましたが、その後のたび重なる地震によって再び損傷してしまわれたと言うことです。その時の業者による修復も完全では無く、既設壁に馴染んではいない様子で施主様もどうしたものかと悩んでおられたということです。
工事内容①既設のタイル貼り浴室をシステムバスルームへの変更工事
②亀裂が入った脱衣所兼洗面所壁の補強を兼ねたパネル張り工事
③傷んだ和室の壁を当社独自の下地処理施工のうえクロス貼り工事
注)壁の工事面積は壁総面積の約半分弱
工事期間:20日(全行程)
長年使い慣れ、生活に溶け込んだ浴室や居室の壁ですが、自然の驚異にさらされて水漏れや亀裂、シミ、聚楽壁などは経年劣化も手伝って崩落してしまうこともあります。
弊社では、なるべく工事規模を少なくすることを重視しておりますが、浴室は亀裂部分からの漏水が確認されたため、建物への影響を考慮してシステムバス化を推奨、屋内壁などは補強に重点を置き工事後の地震による損傷ができるだけ小さくなるよう計画しました。